本研究において毎年重要な要素となっているのが、美術品および骨董品ディーラーを対象とした世界的な調査です。本研究に対して継続的なご支援をいただいている CINOA（Confédération Internationale des Négociants en Oeuvres d’Art）のエリカ・ボシュロー氏に、あらためて心より深く感謝申し上げます。また、2020 年に加盟会員の間で本調査の実施を促進してくださった世界各国のディーラー協会会長の方々にも厚く御礼申し上げます。さらに、本調査の配布にご協力いただいたアート・バーゼルにも感謝いたします。本レポートを完成させることができたのは、調査にご回答いただき、年間を通じてのインタビューやディスカッションを通じて見識を共有してくださった各ディーラーお一人お一人のご協力あってのことです。

また、オークション調査に参加し、2020 年におけるこのセクターの変遷について見識を共有してくださった、一次および二次の主要オークションハウスの皆様にも心より感謝申し上げます。特に、サー・ミラー氏（クリスティーズ）、サイモン・ホッグ氏（サザビーズ）、ジェイソン・シュルマン氏（フィリップス）、エリック・ブラッドリー氏（ヘリテージ・オークションズ）、そしてオンライン・オークションデータの利用をご許可くださった Invaluable.com のニール・グレーザー氏に、特別の謝意を表します。

本年大きく拡大し、本レポートにとって極めて有用な地域別および人口統計学的な示唆を提供してくれた UBS の富裕層コレクター調査について、そのご支援に対し、UBS のタムジン・セルビー氏に深く感謝しております。

本レポートにおける主要なファインアート・オークションデータの提供元は Artory であり、Nanne Dekking 氏ならびに Lindsay Moroney 氏、Anna Bews 氏、そして チャド・スキラこの非常に複雑なデータセットをまとめるために多大な労力と献身を尽くしてくださったことに感謝申し上げます。中国に関するオークションデータは AMMA（Art Market Monitor of Artron）から提供されており、中国オークション市場に関する本研究に対する継続的なご支援に深く感謝いたします。あわせて、中国美術市場の調査にご協力いただいたリチャード・チャン氏にも厚く御礼申し上げます。

OVR の進化に関する貴重な見識をお寄せくださったジョー・エリオット氏および Artlogic のチームの皆様に感謝申し上げます。また、Artsy のデータ利用にご協力くださったサイモン・ウォーレン氏およびアレクサンダー・フォーブス氏にも厚く御礼申し上げます。

米国の税制および規制に関して専門的な寄稿をしてくださった Withersworldwide の Diana Wierbicki 氏に感謝申し上げるとともに、第5次EUマネーロンダリング防止指令に関する法的見解をお寄せくださった Rena Neville 氏にも特別の謝意を表します。OVR の展開についてのコメントをいただいた Matthew Israel 氏にも多大なる感謝を捧げます。また、本レポートの一部について助言と支援をいただいた Anthony Browne 氏、および二つのディーラー調査に関してご協力と見識をお寄せくださった Taylor Whitten Brown 氏（デューク大学）にも深く感謝しております。

最後に、本研究の調整にあたりお時間と労力を割いてくださったノア・ホロウィッツ氏およびデイビッド・マイヤー氏に感謝申し上げます。

クレア・マッカンドリュー博士
アーツ・エコノミクス